祈

2013/04/08

「建長寺の「花祭り法要」へ。」

今日4月8日は、お釈迦さまの誕生日。
なんと、今年はご生誕から2636年目とのこと!*1

鎌倉でも、お寺のあちこちで
お誕生祝いの法要「花祭り」=降誕会
または灌仏会(ごうたんえ/かんぶつえ)が行われました。

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建長寺さんでは、
境内に入るとすぐに、
甘茶をふるまっていただきました。

とっても甘くておいしい
何も加えず、ただ、この茶葉で入れるのだそう。

Amacha
 ふしぎなくらい! 甘くておいしいです!

つづいて、花で飾られた小さな御堂の
小さなお釈迦さまに、甘茶をかけます。*2

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御姿が小さいので、
建長寺さんのご案内の写真でアップを…

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「天上天下唯我独尊」のポーズ!*3

“フィーバーを彷彿としてしまう誕生仏像、
かわいくて元気な御姿です

やがて境内に音色の違う3つの梵鐘が
呼応するように打ち鳴らされ、
法要がはじまりました。

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法堂の前には、お参りの方が一輪ずつお供えした
竹の花器が。春らしい、はなやかな法要ですね。

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御堂の中は五色の幕で飾られ
中央に、今日はお釈迦さまの小さな「花御堂(はなみどう)」が
おかれています。

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湯気の上るお茶をたて、香木をお供えする。
一つ一つの動きに意味があり、とてもきれいです。
堂内に響きわたるお経とともに、
やわらかな香りが漂ってきます。

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ソロのリードにつづいて、四十人以上ものお坊さまが、
いっせいに声を合わせてお経を唱えると、
圧倒されるような雰囲気に。

お一人ずつお釈迦さまに甘茶をかけて
御堂の中を一列になって、ぐるぐると廻られます。

時計回りにゆっくりした歩みでぐるぐる…
お経の一節が終わると立ち止まり、
そしてまた、ぐるぐる…立ち止まり…ぐるぐる…

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西洋の賛美歌・聖歌が「和音」の響きであるならば、
お経は、それぞれの声の自然な重なりによる「不協和音」。
それがまた、神秘的で心地よいのです。

そして、
繰り返すこと~数十分にも感じられ、
太いロウソクの炎が、もう燃え尽きるかというくらい。

厳かに切り替わる静と動。立ちこめる香りの中で
左右に交錯していくお坊さまの列。
いくつもの波動からパワーが生まれ、
天井の龍の画にむかって、モクモクと立ちのぼっていくような、
不思議で感動的な時間でした!

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 お釈迦さま、お誕生日おめでとうございます!


ちょっと詳しく…

*1:お釈迦さま=釈迦牟尼(シャーキャ・ムニ)=シャーキャ族の
聖者。あらためてご紹介すると…人生における苦しみや悩みの
根本が“生老病死”にあると思いその解決のために29歳で出家。
苦行苦難の末に35歳ブッダ(仏陀)=「悟りを開き目覚めた人」
となって人々に教えを説き、「仏教」という宗教の形を開いた。
実在の人物であることが「人間には本来仏性が備わっている」
という仏教の本質になっています。本名ゴータマ・シッダールタ。

*2:お釈迦さまが生まれた時、9匹の龍が天から清らかな香湯を
注ぎ入浴させたという言い伝えから、花で飾った「花御堂」に
甘茶を入れた小さな桶と、その中央にお釈迦さまの生まれた時の
姿(誕生仏)の像を置き、小さな柄杓で像に甘茶をかけ(入浴さ
せて)お参りします。

*3:お釈迦さまは、母マーヤーの右脇から生まれ、すぐに 7歩
あるいて、右手で天を指し、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊」
と言ったという伝説があり、誕生仏像はそのポーズをとっています。


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