祈

2014/04/13

「建長寺の 花まつり2014」

4月8日は、お釈迦さまのお誕生日として
日本では多くのお寺がお祝いします。

花々が咲く季節であることや
お釈迦さまが生まれた花園(ルンビニーの花園)にちなんで
明治の頃から呼ばれるようになった通称が「花まつり」。

1975017_668409263237278_7935163878763320679_n.jpg

今年の「花まつり」も、建長寺さんをお訪ねしました。

参道は、桜のトンネルです♪
風が吹くたびに、花びらが舞い散り光を映して
キラキラと輝きます。

1016962_668409333237271_4677711996169690078_n.jpg

桜の下をくぐりぬけると
三門の前に、小さなお釈迦さまの花御堂が置かれていて、
鉢の中には甘茶が張られていました。

9匹の龍が天の清らかな香湯(甘露の雨)を降らせて
祝福したという言い伝えを模して、
お釈迦さまに甘茶をかけて拝みます。

1966916_668409349903936_695485931695417478_n.jpg

小さな建物は、誕生の場所、ルンビニーの花園を表わして
屋根の上には桜の花、柱には八重の椿の花。


母マーヤが美しい花を手に取ろうとした時に
右の脇腹から生まれたお釈迦さまは、
その直後に七歩あるいて、

右手で天を指し、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊*」と叫んだと伝わっています。

IMG_2262.jpg
*この世の生きとし生けるものの命は、あまねく尊いものだと。
(*この言葉には、現代までさまざまな解釈がなされています。)


参拝を終えると、甘茶をふるまっていただきました。
甘い! 昨年の花まつり以来、忘れていた甘さです。
その秘密は、この茶葉に。

10154107_668409383237266_4269399449855041767_n.jpg


さらにまっすぐ法堂の方からも
ほのかな甘い芳香が...と思ったら、お線香でした。
春らしい温かい風、煌めく光、花々と香りに満ちて、境内は春爛漫。

1491596_668409413237263_7028009699313805690_n.jpg

こちらの法堂では、10時から大法要が営まれていました。
(=降誕会ごうたんえ、またの名を灌仏会かんぶつえ)

法堂内の数十人の建長寺派のお坊さまたちが歌い上げ、誕生仏に甘茶をそそぎ、お茶と香木を供えてひざまずいて祈るようすは、大変荘厳で見応えがあります。
(昨年の動画はコチラ▽)


奥の仏堂には、もう一体かわいいお釈迦さまの花御堂が。

1948141_668409496570588_2766933992678197155_n.jpg


今年は、「大花展」と称して、境内のあちこちに
華道家の立派な作品が置かれ華やかさを盛り上げます。

10001560_668409436570594_2598109624723641392_n.jpg


今日のために設えられた竹の花器には
参拝者がお供えできるよう、
境内でお花を配ってくださっていました。

1982196_668409583237246_4771568084304934007_n.jpg


ボンズくんからも、一差し。

1901944_668409623237242_6780618124490811880_n.jpg


成人していく間に思い悩み、
29歳で出家して艱難辛苦の道を歩かれたお釈迦さま。

でも、花まつりは、まるで自分の家族や
大切な誰かのお誕生日を祝う時と同じような
誕生のよろこびと祝福の明るさに満ちていて、
ほっこり心が温まりました。
命そのものを尊ぶ仏教の、これが原点なのかもしれませんね。


1959289_668410029903868_3398038973186839538_n.jpg

満開の芳しい八重の椿。
花御堂の飾りは、この木から採られたものかもしれません。


オマケは、
のぞくと、あなたの本心が映ってしまうという水鏡...

1604776_668409826570555_7266530191565227152_n.jpg

...ではなくて、梅雨時から夏に向かっての
成長と開花が楽しみな、蓮の鉢でした!
(kyoko)


↑ページの先頭へ戻る

鎌倉のたか 
ら探し

  • 祈
  • 恵
  • 人
  • 智
  • 町
  • 食
  • 菜
  • 甘