祈

2013/11/29

「もっと秋を」

いつもの年は、ゆっくり始まり
のんびり深まっていく鎌倉の紅葉ですが、
今年は早めのスタートで

11月初旬、樹々に灯り始めた赤色は...
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静かに燃えるように広がって、
今ではとても華やかに♪
koyoengakuji.jpg


お寺の境内に入っていけば
色彩は、深閑とした空気の中で
一層あざやかに感じられ、
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知らず知らず、美意識が芽生えていくような...

そうなんです、まさに日本の「美」を全身で感じられる
11月から12月中旬までの紅葉の季節、
鎌倉では、普段なかなか目にすることのできない
さまざまな「たからもの」と出会うことができます。

代表的なものは、

毎年文化の日の頃に行われる
建長寺と円覚寺の「宝物風入れ」。

今年は11月2日〜4日の3日間
国宝や重要文化財など絵画や書、彫刻が
虫干し(風入れ)のために御堂の中に並びました。

IMG_3122.jpg
(撮影禁止のため、会場の円覚寺方丈の庭にて)

大きな掛け軸に描かれた高僧の御姿=羅漢図の
エキゾチックな世界、小さな木像の仏さまの
繊細な彫りetc.etc.を間近に見られる...貴重な時間です。

8つのお寺と1つのカトリック教会では、
9月から12月にかけて「鎌倉芸術祭」
と冠してさまざまな企画が順次開催されています。

ハイライトの一つは、

senbutuzo.jpg

『円覚寺の歴史とともに 鎌倉彫20人展』。

禅宗とともに受け継がれてきた鎌倉彫の展覧会が、
坐禅の場である円覚寺の選仏堂で開かれました。
img_11.jpgのサムネイル画像

一刀一刀の彫りに込められた祈りのようなものが
伝わってくる、木彫と漆の力強い美。

鎌倉に、約20ものお店、約40もの工房があるといわれる
鎌倉彫の世界へ、さらにさらに深く入っていきたくなります。

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現在は、建長寺にて
法堂天井に龍図を描いた故小泉淳作氏に因み、
未来を担う新人日本画のコンペティション入賞作展が
開催中です。〜12月2日(月)まで9:00-16:00
(鎌倉芸術祭 第一回小泉淳作記念展覧会)


そして
明日、11月30日(土)〜12月8日(日)までの9日間は
12月12日に生誕110年を迎える小津安二郎監督に因み
縁の深い、浄智寺や円覚寺などで
「第六回予告編ZEN映画祭 〜北鎌倉で小津三昧」
が開催されます。

その小津安二郎監督つながりでもう一つ、

小津安二郎監督に見出された最後の女優岩下志麻さんが
12月10日(火)鎌倉芸術館小ホールに登場され、
名作2作品の上映と、元小津組プロデューサー山内静夫氏との
ゲストトークが行われます!(鎌倉同人会 名作映画祭)

bonzkun2.jpg

街中ではクリスマス・デコレーションや
イルミネーションが賑やかですが

せっかくの美しい日本の秋を
もっともっと大切にできるといいなぁ...

鎌倉は、そんな思いを
叶えてくれる場所かもしれません。

(kyoko)

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