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2014/12/19

「『鎌倉遠足』編集人 名取明香さん」

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近頃、鎌倉でダントツ話題の本>>『鎌倉遠足』
鎌倉の歴史を、ざっくりスッキリと整理して、教科書の副読本のようなコンパクトさでまとめた画期的1冊です。
この本の編集人が弱冠20歳の女子と聞いて、「お話したいです」とラブメッセージを送りました。
ご快諾くださって、北鎌倉たからの庭に現れたのがこの方、名取明香さん。聞けば、お住まいは東京の品川だとおっしゃいます。

鎌倉の住人でもないのに、なぜ鎌倉にそんな特別なエネルギーを??


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名取さんは、品川の小学校、中学校、都内の高校と数回にわたり鎌倉に遠足に来たそうです。
しかし、いずれも通りいっぺん。
鎌倉の歴史を理解することもなく社寺を訪れたり、『るるぶ』を参考に行き先を決めたりと、学生さんにありがちな鎌倉体験にモヤモヤしたものを感じていました。

それが、震災から2年後の2013年3月10日のこと。
山伏を仕事にされている(いわば「祈りのプロ」の)お父様とじっくり鎌倉を巡り、三浦氏が北条氏に滅ぼされた地・三浦一族やぐらなどを訪れて、鎌倉の歴史の奥深さ、重要さに初めて出会ったのだとおっしゃいます。


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その日、名取さんが鎌倉で最後に立ち寄った場所が、震災の追善法要〜鎮魂の万灯会が行われている長谷寺でした。(上写真は、今年3月10日に撮影)
宮城出身で震災の被害を身近に感じていたこともあり、この祈りの光景に出会って、「これが鎌倉なんだ!」と実感したのだそうです。

一方で、学校の鎌倉遠足の貧相な内容とのギャップに「これではいけない!」と思い立ち、実質制作日数480日、ご両親のサポートを受けて、新しい歴史的視点にたった遠足副読本(?)『鎌倉遠足』を一気に作りあげました。


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---鎌倉は頼朝ひとりが作ったものじゃない!! 
---鎌倉を「1192作ろう」で終わらせるな!!

『鎌倉遠足』を読むと、名取さんのユニークなこだわり視点が浮かびあがってきます。
鎌倉という時代が、日本の歴史においてどんなに重要なターニングポイントになったか。そしてまた、どれだけの多くの人の思いや行動によって鎌倉が作られたのか。
教科書やガイドブックでは光が当たらない歴史的スポット(北条氏終焉の地・腹切りやぐらとか、洲崎古戦場跡とか)をあえてクローズアップすることで、歴史を作ってくれた人たちへの敬意と感謝の念をあらわしたのだとおっしゃっていました。


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「鎌倉を観ると、この国の過去と未来が見えてくる。」
「国を治めるシステムを変えようとした人たちの志が息づく古都。」

『鎌倉遠足』の表紙に書かれた文言です。
現在、「武家の都」は目に見える遺産として残っていなくても、そのスピリットは鎌倉のそこかしこに残っていると感じます。
もっとこの土地の歴史をリスペクトして、多くの先人たちに感謝して生きていくべきではないかというメッセージは、鎌倉ボンズくんの活動テーマと重なる部分もあり、多いに共感しました。


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『鎌倉遠足』に興味をお持ちになった方は、ぜひ鎌倉駅周辺の書店で手にとってご覧ください。
名取さんの挑戦を支援したい、という方は、>>鎌倉遠足基金(ファンデーション)も開設されていますので、どうぞ応援してあげてください。

さて、今後の鎌倉遠足はどこに向かっていくのでしょうか? 
ボンズくんと一緒に、楽しみに注目を続けたいと思います!
名取さん、ありがとうございました!!

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