2013年12月の記事一覧

2013/12/29

「2014年 3月・4月 春が来た編」

back140102.png

2013/12/29

「2014年 1月・2月 雪だるま編」

back140102.jpg

2013/12/29

「鎌倉の最高峰をめざす」

12月のよく晴れた日。私たちは鎌倉の最高峰を目指すことにしました。
そう、それは、鎌倉アルプスと呼ばれる連山の中にある「大平山」。
高さはなんと、1592メートル!?

131204.jpg

いや、間違い。標高はわずか159.2メートル。
さらに、このベニヤ板の看板が唯一その場所を証明してくれるという・・。
笑っちゃうくらいガッカリですが、その道々には鎌倉の宝物がゴロゴロしておりました。


131204a.jpg

今回チャレンジしたのは、「天園ハイキングコース」という名で知られるルート。スタートは鎌倉宮の脇からです。

ほどなく、うわさに聞く「永福寺跡」に出ます。
永福と書いて「ようふく」と読ませるトリッキーな寺院は、源頼朝が建立したそうです。国指定史跡に認定され、現在、史跡公園として整備がすすめられています。


131204b.jpg

現地の看板には、往事の永福寺の想像図が。
なるほど、この寺院のカタチが残っていれば世界遺産になったのでしょうか・・。
この周辺、ちょっと前までは一面荒れた野原だったのですが、その方が世の栄枯盛衰を語るロマンに満ちていたと思う人は少なくないはず。
(例えばこの場所に、観光バスが横付けされるシーンを想像すると背筋が寒くなりますよね)


131204g.jpg

永福寺をあとに、瑞泉寺の山門横を過ぎると、人家が途絶え、ハイキングコースに突入します。
いきなり、この山道に「萌え♡」です。
いまにも武将たちを乗せた馬のひづめの音が聞こえてきそうじゃないですか?

ところどころツルにつかまって登ったり降りたりする箇所はありますが、おおむね会話を楽しみながら歩ける程度の山道です。


131204h.jpg

しばらく行くと、このようなガイドが。
右に行くと浄妙寺、明王院方面にもつながっているんですね。
左に進むと建長寺の半僧坊に行き当たります。
天園ハイキングコースと言えば、「建長寺方面〜覚園寺脇や瑞泉寺」というルートがポピュラーですが、私たちは紅葉の名所・獅子舞をめざす最短ルートをとることに。


131204i.jpg

天園を歩くのであれば、ここは外せません。
今回のハイキングのもうひとつの目的地、山頂近くにある「峠の茶屋」です。
紅葉シーズンの、好天のお昼どきとあって、なかなかの混み具合でした。
何か一品注文すれば、お持ち込みも可ということで、慣れたみなさんは思い思いにお弁当などをひろげていらっしゃいました。


131204j.jpg

私たちは定番のおでん&焼きおにぎり(レトルト&冷凍 :)。
そして、ビールは必需品。
気持ちよく歩いたあと、鎌倉の山々を見下ろしながらのプシュッ!は、至極悦楽なり。


131204k.jpg

峠の茶屋から少し歩いたあたりが、いよいよ「鎌倉市最高地点」海抜159.2mになります。
その付近からの眺望はさすがにすばらしく、山並みの向こうに光る海が望めます。
空と雲と太陽と、山々と緑と海。
いつまででも、何時間でもとどまって眺めていたくなる景色。
たかが標高160メートルでも、堂々と「アルプス」を名乗ってしまう由縁のひとつかも?


131204o.jpg

逗子方面に目をやると、こちらも山並みがきれいです。
この澄み切った感じは、空気がキレイな冬だからこそかもしれません。
反対側には横浜のみなとみらいの風景もよく見えます。あちら、ランドマークタワーの展望台からは見下ろされちゃってるのでしょうけど・・(残念)。


131204l.jpg

大平山山頂から、今回のもうひとつの目的地「獅子舞谷」を目指しました。
ここは、紅葉のメッカとして知られる所。ベストシーズンは12月の中旬頃でしょうか。
訪れた頃は、イチョウの葉は落ち、紅葉は70%ぐらいという感じでしたが、ここでも時間を忘れて自然に包まれる至福を味わうことができました。


131204m.jpg

緑、黄色、赤、紅と、幾重にも重なるもみじ。
風がふけばかすかに枝が揺れ、キラキラと光がかわり、また違った景色を見せてくれます。
獅子舞の紅葉を楽しむには、この、午後の斜めに差し込む日差しが最高なんだそうですよ。私たち、超ラッキーな初心者。


131204n.jpg

立ち去りがたい思いを振り切って、もと来た永福寺跡に向かう道は、湿った沢のような切り通しでした。
ここ数日は雨が降っていなかったのですが、それでもツルツルと歩きにくい箇所もあり。
往路の渇いた山道とは異なり、こちらもまた、鎌倉時代の道行きを連想してしまうような風情ある道です。


わずか2時間ほど(飲食時間除外)のハイキングでも、こんなに様々な風景が楽しめてしまうなんて! しかも無料(飲食代除外)で!
ショッピングセンターやゲームセンターで過ごす2時間では決して得られない価値がゴロゴロ転がっている、さすがは鎌倉アルプス。
あ、「アルプス」という響きに躊躇していらっしゃる方、ご心配は無用ですよ。
建長寺、明月院、覚園寺、瑞泉寺などのお参りをセットにすれば、なお良し。
履き慣れた靴をはいて、おやつをカバンに入れて、おでかけになってください。

(kayo)

2013/12/28

「清右衛門のみちくさノート 12月号」

『今月のテーマ:落ち葉、散っても錦』


季節は冬至。
1秒の長さは、メートル法で厳密に決まっています。と、いうことは秒の積み重ねである、分も時間も日も月も年も、厳密に決まっているはず。そのはずなのに、どうしてか「ああ、今年は一年はやかった」と誰しも年の瀬にため息をつくものです。あるいは、楽しい夏休みは一瞬で終わったような気がするものですし、退屈な授業は永遠に続くような気がするものです。慌ただしくこなしていた習慣が、気がついてみると何年も続いていたというようなこともあります。このように、人間の時間に対する感覚は恐ろしくいい加減にできています。


ときどき、いい加減でない感覚の人もいて、往々にして一芸に秀でており一目置かれたりします。詩人のゲーテは毎日正確な時刻に散歩したため、近所の人の時計代わりだったそうです。
人間であれば特別なそういう能力を、揃いも揃って身につけているいきものもいます。そう、植物です。特に、樹木。もちろん、秒刻みというわけにはいきませんし、年によって気候が変わるので時間「だけ」を測ろうとすると、あんまり正確ではありません。でも、時間と気候(気温とか雨とか風の強さとか)を読むのに樹木ほど適した存在はありません。


例えば、世界中の時間を示すものがいっぺんに消えてなくなったとしても、ロウバイが咲いたらお正月が来たことが分かります。サクラが咲いたら春が来たことが分かります。そして重要なことは、彼らはそれを「ごめん、寝坊して忘れちゃった」とすっぽかすことがないということです。揃いも揃ってゲーテ並みに几帳面で、ハチ公みたいに義理堅いのです。別に、人間様に義理立てしているわけでは、ないのですけれど。


秋だ秋だと思っていたものが、卒然と「ああ、冬が来る」と思い知ることがあります。それは華やかな紅葉が知らないうちにすべて散っていることであり、畑に降りた霜であり、軒下で張っている薄氷です。今年の鎌倉は、紅葉がことのほか美しく、いつになくたくさんの方が訪れてくださいましたが、嵐が1回、2回と過ぎていって、易々とほとんどの落葉樹を丸坊主にしていきました。空はすっかり明るくなり、澄んだ青を木々の枝が区切っています。


落ち葉はそこらに吹寄せられ、木々についていたころと勝るとも劣らない錦で地面を彩っています。ときどきそこにサザンカやカンツバキが散ったのが混ざったり、春に向けて開いた青青とした葉が混ざったりします。

michikusa1301a.jpg
イロハモミジ Acer palmatum カエデ科 落葉高木


タンニンの多い落ち葉は茶色、アントシアニンが濃ければ赤、カロテンは黄色。他にもいろいろありますが、落ち葉の色はこの3つとクロロフィルの緑の配合で決まってきます。
初夏に真っ白な花を咲かせて鎌倉の風物詩のひとつとなるマルバウツギは、変幻自在な紅葉も特筆すべきポイントです。日当たりなどの条件で、黄色、赤、オレンジ、茶色、時には紫と、ひとつとして同じ色がありません。

michikusa1301b.jpg
マルバウツギ Deutzia scabra アジサイ科 落葉低木


葉が落ちて、しんと静まり返った中に、ひときわ凛として咲くヤツデも見逃せません。白い小さな花が玉のようにあつまり、それらがさらに枝先にいくつもついています。鼻を近づけてみると、瑞々しい甘みのある香りがします。たっぷりの蜜は冬場も活動しているアブやハエの仲間の貴重な食糧源です。

michikusa1301c.jpg
ヤツデ  Fatsia japonica ウコギ科 常緑低木


紅葉がすべて落ちて、ふとんから出るのにとても勇気が要る頃になると、それは凍り付くような寒気の下で気がつかないほどの小さな動きが始まる「春のはじめ」でもあります。
秋は夏と冬を含んでいて、冬もまた秋と春を含んでいます。それらが綾なす色は、一日として同じ日はありません。
年の瀬の喧噪に倦んだら、鎌倉の裏路地や、山道や浜辺へ、知っている色を増やしにお越しください。


来月は、たぶん春の七草について

(清右衛門)

2013/12/24

「鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭・御神楽」

1216_top.jpg


冬が歩みを進めたように深々と寒くなった12月16日、鶴岡八幡宮で執り行われた「御鎮座記念祭 御神楽」という祭典を見せて頂く機会を得ました。800余年の時を経て、現世の私の目の前でふたたび繰り広げられたその世界は、「幽玄」という言葉をまさに体感するような時間でした。

祭事が始まると、巫女がこの御神楽の由緒を語り始めます。
鶴岡八幡宮は、もとは源氏氏神の京都 岩清水八幡宮を現在の材木座付近(元八幡)に1063年(康平6年)に勧請したものであるが、その後、頼朝公の源氏旗揚げの際に現在の地に移される。ところが、ほどなくして1192年(建久2年)大火により、社殿はそのほとんどを燃え尽くされてしまう。これにあい、頼朝公はすぐさま社の復興を誓い、鎌倉幕府の宗社によりふさわしく、山懐を整地し上宮と下宮の現在の姿が整えられ、同年の11月21日に遷宮の日を迎える。800余年前のこの日、束帯姿の正装で頼朝公が参列され、京より伶人らを招いて奉仕させた秘儀を現今に継いでいるのが、この祭事である。

ふと、この祭事のまえに、宮司が話されていたお話しを思い出す。宮司の講話の、先の式年遷宮から日本の伝統文化へと連なるお話しの中で語られた、「継ぐ」ことで繋げる「永久(とこしえ)」という感性は、800余年という気の遠くなる様な年月の間の年々、繰り返され、紡がれ、いま私の眼前で執り行われているこの儀式の中にも在るのだ、と。

古来、庭燎を焚く時刻より夜を通して営まれた神事に沿い、辺りの夕刻の薄闇が落ちる頃、この日はすべての明かりが消されて、境内は自然の闇の中に沈みます。松明に火が点けられ、御神楽が始まり出すと、場の空気は一気に神聖な雰囲気に包まれていきます。



(神事の様子はこちらからご覧頂けます。@YouTube・無音声)


暗闇にほの白く浮かび上がる装束、耳に響く浅沓が踏みしめる石畳や砂利の硬い音、木々を揺らす風の音、葉のさざめき。闇の中で限られて見えるもの、聞こえてくる音は研ぎすまされ、そして、この身に届くように感じます。

宮司はお話しの中で、人は古来より神の姿を見たいと願ってきたが、それは見るものではなく感じるものなのだ-と説き、何のなかに神を感じるかは人によって異なるが、たとえば、それは光や風のなかであったり、重なり合う葉音や鳥のさえずり、季節を違わず咲き誇る桜の花、衣擦れの音、そうした中に神を感じる瞬間があり、今夜、執り行われる神事の時間の中でも、神を感じてくださいと穏やかに話されていました。

天体の運行と重なり合うよう、ゆっくりと静かに奏される神楽歌の、長くそして深く響く雅楽の音と、高く低くうねる様な唱和に包まれて、松明の炎に揺らめく巫女の黄金色の天冠や鈴を見つめるうち、漆黒の天空にチカと光るそれは、燃え上がる松明の火の粉なのか、はたまた夜空に浮かぶ星明かりなのか、ぼんやりとして、自分の居るこの場もどこか違う場へ移ったかのように思え、ただただその悠々とした時間のなかに浸っていました。

気付くと、正面にあった星が今や鎮守の杜の端に隠れようとしていて、時が経ったのだと理解します。そうして、すべての舞が納められ、御神楽の祭事がいよいよ終わりを告げようとしたその時、それまでの沈黙を破り、浜から一陣の風が上宮の社殿に向かい、吹き抜けていきました。とたんに寒さを思い起こさせたその風に、なにかを感じとったのは私だけだったでしょうか。


<RM>

2013/12/18

「2013年 11月・12月 落ち葉掃き編」

otanoshimi1011_2.png

2013/12/18

「2013年 9月・10月 お月見編」

back1309.png

2013/12/11

「師走の精進料理」

師が走る・・・まさにそんな月の12月ですが、半ばを過ぎると市場でもぐっとお正月用のものが出てきますね。おせちは節句料理のひとつで現在ちゃんと残っている唯一のもの。どうぞ新しい年も無事でありますようにとの祈りをこめて家族や大事な方のためにお造りください。精進料理でも引けを取らない立派なものが作れます。
131211jjj.jpg

1.京雑煮 2.たたき牛蒡 3.筑前煮 4.紅白柚香柿なます 5.豆金団


1.京雑煮
関東の雑煮は毎年召し上がっているでしょうから、京都の雑煮をご紹介しました。お芋、もち、大根、人参・・・全部丸くして人間関係もそれに習って丸く行きましょうとの思いがこめられております。白味噌は長く煮るほどよいとろみが出てきます。最低でも20~30分はトロトロ火にかけて置いてください。またお芋は本来なら八頭を使いますが、処理しやすい京芋で作りました。

材料:京芋(厚さ1cm)各自1枚、大根・金時人参(厚さ5mm)各自1枚、丸餅各自1個、塩少々、昆布出汁3C、西京味噌150~200g、桜味噌or八丁味噌 少々
131211ddd.jpg
1)京芋は、1cm強の厚さできり、皮をむく。大根、人参は皮をむき、5mmくらいの厚さにし、それぞれひたひたの冷たい昆布出汁(分量外)から炊いて、やわらかくなったら塩・みりん少々で味をつける。
131211ccc.jpg
2)餅はゆでてやわらかくしておく。
3)昆布出汁を温め、西京味噌を加え桜味噌または八丁味噌で微調整し、1度漉す。
4)椀に芋を敷き、その上に餅をおき、大根・人参を沿わせ、汁をはる。


2.たたき牛蒡
ゴボウを酢水でゆでて、すりごまで和えるだけの簡単な料理ですが、なかなかどうしてこういうものほど実は手抜きをするとばれてしまいます。器にあわせ形をきちんとそろえ、年配の方がいるご家庭では少しやわらかめにゆでて上げてくださいね。ごまもいりごまは使わずちゃんと炒って風味を出してください。

材料:新牛蒡2本、煎り胡麻1/4C、淡口醤油各大1~1.5、味醂小1、酢適宜

1)牛蒡はよく泥を落としたら、4cmくらいの長さに切って、さらに食べやすい大きさにサイズをそろえ、酢少々を加えた湯で茹でて、笊にあげておく。
2)胡麻は煎り、半擂りずりにして調味し、1を加え和える。
131211hhh.jpg


3.筑前煮
お煮しめはやはりしっかり甘辛く煮たものが関東人にはいいですね。材料は器に合わせて大きさを均一に整えて下ごしらえをしてください。絹さややニンジンで全体の茶色い色調を引き締めるのもお忘れなく。

材料:里芋(小)各4個、人参150g、牛蒡1/2本、蓮根100g、蒟蒻1/2枚、干椎茸3枚、絹さや4~5枚
胡麻油大2、焼きみょうばん小1、
煮汁:出汁2C(椎茸戻し汁+昆布出汁)、砂糖大4強、酒大2、醤油大3、淡口大1、味醂大1~2(最後に)

~したごしらえ~
1)干し椎茸は水で戻しておく。
2)里芋は皮をむいて1口大の乱切りにし、みようばん水(3Cの水に小1程度)に20分浸してからよく洗う。
3)人参は皮をむいて縦1/2に切ってから乱切りしておく。
4)牛蒡はたわしでよく洗ってから、乱切りし、水につけておく。
5)蓮根は皮をむき、乱切し、酢水につけておく。
6)絹さやはすじをとり、塩一つまみ入れた熱湯で色よく茹で、水にとって斜め半分に切る。
7)蒟蒻は指でちぎり熱湯で茹でてアクをぬき、笊にあげておく。
131211aaa.jpg
~調理~
1)油で里芋、人参、牛蒡、蓮根、蒟蒻を強火でいため、里芋の角に透明感が出てきたら、椎茸を加えひと混ぜする。
2)1に出汁を入れ、沸騰するまでは強火、その後中火でアクを引きながら煮ていき、里芋が柔らかくなったら砂糖を加えて、数分後醤油、酒を加え、落し蓋をして弱火で煮る。
3)仕上げに味醂を入れ、強火にし、照りと味にマイルドさ(上品さ)を出す。絹さやをいれて火を止める。


4.紅白柚香柿なます
膾は紅白でそれだけでもおめでたいですよね。冬の味覚の干し柿を入れてよりマイルドな味わいにしてありますので酢の物が苦手な方でも召し上がっていただけるかと思います。

材料:大根250g、人参20g、塩小1/2、柚子少々、干し柿小1個、甘酢(米酢1/4C、砂糖大2、塩少々)
13121122.jpg
1)甘酢の材料を火にかけ砂糖が溶けたら冷ましておく。
2)大根の皮をむいて4cmの長さにし、千切しておく。
3)人参も同様にしてきっておき、1と一緒にボールに入れ、塩を振ってしんなりしたら軽くしぼる。
4)3にあられ柚子と食べやすい大きさに切った干し柿をいれ甘酢であえる。


5.豆金団(まめきんとん)
小豆同様、手亡はイキナリ煮ても大丈夫なお豆ですが、余裕がある方は前日から水に浸しておく事をおすすめします。重曹の量が減りますし、茹で時間を短縮できます。
131211fff.jpg
材料:手亡豆100g、重曹小1/2、砂糖80g、塩小1/4

1)豆はたっぷりの水に重曹を入れ煮る。沸騰して10分すると黄色い汁になるので水をかえ、また沸騰したら10分煮る、汁をすてるを4回くらい繰り返す。すると豆が壊れてくるので、これをさらしにあける。
131211mm.jpg
2)1を鍋に移し、砂糖を加え、中火で練りこみ、仕上げに塩を入れ、ひとまぜする。
※冷めると硬くなるので、あまり締めすぎない。




レシピ&原稿:温石会 入江亮子
(北鎌倉たからの庭<旬を楽しむ精進料理> 12月の献立より)

2013/12/07

「ボンズくんグッズのお買い求めは・・」

いよいよ年末年始・・。
鎌倉がもっともにぎわう季節がやってきます。

おかげさまでボンズくんに会いたくて、わざわざ鎌倉まで来てくれる方も少しづつ増えてきました。
今、ボンズくんグッズをおいていただいているお店をご紹介します!
※商品名をクリックすると、詳細がご覧になれます。

1312comotibi.jpg
(@ComoriB*ComoreB コモリビ・コモレビ)


▽北鎌倉たからの庭 ギャラリー
http://takaranoniwa.com
☎0467-25-5742 <不定休> 冬休み:12/25〜1/5
JR北鎌倉駅から徒歩約10分。
浄智寺さんの谷戸の奥にある古民家シェアアトリエです。
ボンズくん手拭い
ボンズくんグリーンスティック
ボンズくんポストカード
ボンズくんCANバッジ
ボンズくんアロマタイル
ボンズくんTシャツ 〜110センチ 大人用S.M.L
ボンズくんハンコ
ボンズくん燻煙旨醤油
ボンズくんオリーブオイル(*要在庫確認)
ボンズくんもなか(*要在庫確認)


▽貞次郎商店
http://www.inouekamaboko.co.jp
☎0467-84-9786 <不定休> 元旦のみお休み
JR鎌倉駅東口すぐ。
井上蒲鉾店さんのお隣にある小さなセレクトショップです。
ボンズくん手拭い
ボンズくんグリーンスティック
ボンズくんもなか(*要在庫確認)


▽邦栄堂書店
地図
☎0467-25-0407 <不定休> お正月も営業予定
若宮大路、八幡さまに向かって左側。
ショーウィンドーからボンズくんが顔をのぞかせている本屋さんです。
ボンズくん手拭い
ボンズくんポストカード
ボンズくんCANバッジ

1312hoeido.jpg
(@邦栄堂)


▽ComoriB*ComoreB コモリビ・コモレビ
http://blog.comorib-comoreb.com
鎌倉駅西口を出て、御成通りを5分ほど海に向かって歩いた左側。
パンダバルのお隣の、新しい(9月オープン)お店です。
☎0467-84-9786 <不定休>
ボンズくん手拭い
ボンズくんCANバッジ
ボンズくんアロマタイル
ボンズくんグリーンスティック
ボンズくんハンコ
ボンズくん燻煙旨醤油
ボンズくんもなか(*要在庫確認)

2013/12/01

「建長寺 高井総長のお話が聞きたい!①」

「智」の人といえば、
畏れ多く、近づき難いイメージなので
ちょっとドキドキ...

記念すべき第一弾は、

『建長寺』を代表する僧侶のお一人
高井正俊総長のお話をうかがいに行きました!
(臨済宗建長寺派の宗務総長という重要な役職です)

世界に知られる禅宗文化の原点である『建長寺』。
今もたくさんの修行僧がいて
ふつうの人が足を踏み入れることのできない
場所も多い、神秘の世界です。

まずは、高井総長がどのように
『その道』に入られたのか...お話ははじまります。




R0010918.jpg




〜建長寺 高井総長のお話が聞きたい!〜

 ①高井和尚さん、お坊さんになる、の巻


高井総長は、建長寺の中でもすごくエライ方なのに、いつもとても気さくに話しかけてくださいます。今日も「なになに?ボンズくん?」とニコニコされながら、建長寺のお部屋に入っていらっしゃいました。


ボンズくんチーム(以下B) 
 今日はお忙しい中、どうもありがとうございます。
 はじめに、「高井総長」をどのようにお呼びするのがよいか
 教えていただきただけますか?


高井総長(以下T)
 「高井総長」というのは、建長寺の中での役職なので、
 一般的ではないですね。


B 一休さんのように「和尚さま」や、 
  「住職」というのは...?


T 「住職」というのはお寺の代表役員、社長のことで、
 「和尚さん」はお坊さんの丁寧な呼び方になりますね。
 『高井和尚さん』でいいですよ。 
 「和尚さん」は女性でも、ほとんどの仏教の宗派でも使います。
 お坊さんの呼び方が宗派で異なることもあって、
 日蓮宗・浄土真宗は日蓮上人、法然上人という呼び方に倣って
 「◯◯上人」と呼びます。
 禅宗の寺では「◯◯禅師」という呼び方をしますけれど、
 一般名称としては遠いので、『良寛和尚』のように「和尚さん」でOK!



B お寺に入られたのは、ご実家がお寺だったためですか?


T 職業選択として考えていなかったね。
 何をしたいか、ということだけ考えていたけれど...
 お釈迦様の手の上から逃れられないように(この道に入った)。


B それまでは、何をされていたのですか?


T 大学で、中世の日本文学を学んでいました。
 でも大学というのは自分の限界が見えてくる。
 勉強も才能も、プレッシャーで疲れて、そんな時に
 建長寺に修行に来たんです。実家の寺が建長寺派だったから。


B お寺に入られてみて、どうでしたか?


T 毎日毎日やっていくだけ。
 禅宗の修行は、先輩後輩の上下関係はあるけれど、
 修行で食べるもの・やることも同じだからね、
 ひたすらやるしかないね。


B 頭を剃られて、鏡で姿を見られてどんな風に感じましたか?


T 昔は坊主頭が多かったから、それほど違和感がなかったな。


B 高徳院さん(現御住職)のように頭を剃らない場合もありますね?


T 浄土宗は、親鸞が有髪(うはつ)だったから。
 親鸞は在俗=世間の中に入って(活動して)いたんです。
 それでも一度は得度(出家する)の時に剃髪しているけれど。


 お坊さんになるのには「得度式」という宣誓式があって
 髪を剃って、その後、修行道場では五日に一度剃ってましたね。
 仲間とお互いに剃るから最初は血まみれになってしまって
 大変でしたよ。今はいい髭剃りがあるから毎日剃っています(笑)。


 IMG_2218.jpg


B 好きなお経の一部(ことば)を教えていただけますか?


T 「所依(しょえ)の経典」で宗派によるから
(注:宗派によって所依とする経典が異なり、全ての宗派で
 共通に用いられる経典は存在しない)どれと言えないね。


B 宗派とお経の関係を少し教えていただけますか?


T 日蓮宗は法華経だけ。
 浄土宗は"浄土経典"といって浄土を説いているお経だけ。
 真言宗はおまじないの世界。加持祈祷、神秘的な「行」を行う。
 金剛界曼荼羅と胎藏界曼荼羅という二つの世界、
 精神世界(注:金剛界曼荼羅)とそれ以外の世界(注:胎藏界曼荼羅)を
 どうとらえるかということをやっています。

 そういう中で、天台宗は、あらゆることをやります。
 総合的な勉強をしている。
 奈良仏教というのは、学問仏教、学問として仏教を取り入れていました。
 信仰、宗教ではなくて、勉強する思想哲学だったんです。
 平安仏教になると、加持祈祷(などが始まる)。
 天台は勉強にウェイト、真言は「行」にウェイト、神秘の世界。
 平安貴族はそのどちらを選択するか、どちらに喜びを感じるか...
 学問的か加持祈祷か。

(さて、いよいよここから、>>
第二回鎌倉仏教のお話につながっていきます)

kenchoji.jpg

2013/12/01

「かきねの、かきねの。 #3. 浄妙寺あたり」

かきねの、かきねの、曲がり角~♬

町の風情を作り出すファクターはもろもろありますが、市街地におけるソレのうち、外と内を隔てる境界に存在する垣根や塀、および其処に付随する門などが醸し出す雰囲気は、極めて重要かつ大きな部分を占めるものと思われます。
都会ではすでにその多くが失われてつつある現代ではありますが、鎌倉には、今でもまだたくさんの魅力的なそれらを目にする事ができます。

このシリーズでは、こうした鎌倉で見かける事の出来るステキな垣根や塀、および門などをエリアごとにメデルポイント等も加えてご紹介をし、その芳しき世界をみなさまと共に味わい、愛でて参りたいと思います。
(みなさまからの御選奨も絶賛受付ちう)
*メデルポイントとは、筆者が独断で"こりゃ愛でなくちゃいかん"、"愛おしいっ"と感じ入るポイントのことです。





みなさまと楽しんで参りました浄妙寺あたり散策、いよいよ今回が最終回でございます。鎌倉にお住まいの方にはおなじみのポイントも登場してまいります。

では、参りましょう。


lot_010.jpg
Lot#010

さて、谷戸から里へ戻って参りました。

あぁ、いい生け垣の続く小径ですねえ。混ぜ垣もずいぶんいろんな種類が入れてありますねえ。きっと木の好きな植木屋さんが仕立ててくだすったのでしょう。アーチを描く大木は桜でしょうか。花見の季節に再訪し、散りゆく花びらのもとを歩いてみたいものです。




lot_11a.jpg

さて、鎌倉在住の方ならよくご存知の有名ポイントへやって参りました。
鎌倉旧市街界隈でもこの通りの塀が成す風格は殿堂クラスでしょう。




lot_011.jpg
Lot#011

塀と呼んでいいものか。。。建物の一部じゃないか?と云うくらいの立派な造りであります。立ち上がりの天面は、洗い出しでもしてあるのでしょうか。ツルツルです。

あまりに立派すぎて邸内の雰囲気が垣間見えることは全くありませんが、このシャットアウト感、塀の立派さ加減だけで十分に邸内の荘厳さが想像できます。

ビンボーの心配性で考えてしまう"板塀が下部ということは、上の屋根や漆喰塀がいくらしっかり作ってあっても、木部が痛んだり腐ったりしたらどうするんだろー"、なんて云うちーさい事は吹き飛ばされるくらいの世界が繰り広げられているに違いありません。




lot_12a.jpg
lot_012.jpg
Lot#012

対面のこちらはまた、まったく別の風情です。Lot#011に気を取られてうっかり見過ごしがちですが、こちらもまた、すばらしい見応えがあります。

立派な丸太をシンプルに組んだだけの腕木門は、男は黙って...な無骨な魅力を放ち、中からいきなり玉木宏な鎌倉武士とか出てきそうです。
そんな無骨でありながら、横へ延びる竹垣は菖蒲張りのアレンジでしょうか、凝った組み方をしていて、中間には柴垣を配置するなど洒落た技も利かせ、やはりただものではないなと思わされます




lot_13.jpg
Lot#013

こちらもご存知の方、多いかもしれません。たいへん長い距離をきっちり美しく仕上げていらっしゃいます。

塀の下半分が石積で、残りの半々を短めの割竹と笠のように下向きにした柴垣が配されています。柴垣の美しさは柴の揃え具合に由るものですが、この美しく切り揃えられた柴垣はおかっぱ頭の少女を思い起こさせ、どこか可愛らしさが感じられるところが、こちらのメデルポイントではないでしょうか。

石積の天面の角が丸く削り取られているのも、この可愛らしさと調和させるためではないか、とひとり合点できるのも、垣根LOVERの愉しみでございましょう。


さて、3回にわたってお届けしました〜浄妙寺あたり散策〜、お楽しみ戴けましたでしょうか。

みなさまも、鎌倉散策の折、名所旧跡に加え、ふと逸れた道の角を曲がって、ぜひステキな垣根たちとめぐり会ってください。


それでは、またふたたびの機会に
ご一緒いたしましょう。


<RM>

↑ページの先頭へ戻る

鎌倉のたか 
ら探し

  • 祈
  • 恵
  • 人
  • 智
  • 町
  • 食
  • 菜
  • 甘